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化粧品に関する特許の出願動向
1. 基礎技術の確立とシステム導入(2013-2015年)
2013年から2015年にかけての特許出願は、化粧品の基材や組成物、容器に関する技術が中心です。特に、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分を含む組成物の開発や、エステル化合物、乳酸菌発酵物などを利用した新しい化粧品素材の研究が目立ちます。また、システム関連の特許として、化粧品塗布器や包装体に関するものも出願されています。これらの技術は、化粧品の基本的な品質向上を目指しており、化粧品業界における基礎技術の確立の時期といえます。
2. パーソナライズと製造プロセスの進化(2016-2018年)
2016年から2018年にかけては、パーソナライズ化粧品の処方作成システムや、化粧品製造システムに関する特許が増加しています。個々の顧客のニーズに応じたカスタム化粧品の開発が進み、化粧品製造プロセスの効率化や自動化が注目されています。さらに、化粧品容器やその成形方法に関する特許も多く、化粧品の使い勝手や保存性を向上させる技術が求められていることが伺えます。加えて、美容効果を高める成分や、新しい美容施術方法に関する研究も活発に行われています。
3. デジタル技術と環境対応(2019-2021年)
2019年から2021年にかけては、デジタル技術を活用した化粧品情報システムや、メイクシミュレーション装置などが登場し、化粧品業界におけるデジタルトランスフォーメーションが進んでいることがわかります。また、環境に配慮した化粧品容器の開発や、自然由来成分を利用した組成物の特許が増加しています。持続可能な開発目標(SDGs)に対応した取り組みとして、再生可能な素材やリサイクル可能な容器の研究が進められています。これらの技術は、環境への影響を最小限に抑えつつ、消費者にとっての利便性と安全性を高めることを目指しています。
4. 高機能化と個別対応の深化(2022-2024年)
2022年以降の特許出願では、特に高機能化粧品や個別対応の深化が顕著です。例えば、頭皮や毛髪の状態を評価し、最適なケア製品を提案するシステムや、因果推論プログラムを用いた化粧品選定システムが見られます。さらに、情報処理装置やプログラムを活用した化粧品調合方法、顧客に合わせたカスタマイズド化粧料キットなど、消費者の多様なニーズに応える技術が増えています。また、抗菌剤や抗ウイルス剤を含む化粧品、環境に配慮した生分解性素材の開発も引き続き注目されています。
5. 結論
全体として、化粧品に関する特許出願の傾向は、基礎技術の確立から始まり、パーソナライズや製造プロセスの進化、デジタル技術の導入、環境対応、高機能化と個別対応の深化へと進化しています。これらの技術開発は、消費者のニーズや市場の変化に対応し、化粧品業界の持続的な発展を支える重要な要素となっています。特に近年は、個々の顧客に最適な製品を提供するためのシステムや、環境に優しい製品の開発が重視されており、今後もこれらの分野での技術革新が期待されます。
6.今後の特許戦略
今後の特許戦略としては、まず個別対応とパーソナライズ化粧品の技術をさらに深化させるべきです。顧客ごとのニーズに応じたカスタマイズ製品の開発は市場の要求に応え、競争優位を確立するために不可欠です。次に、デジタル技術を活用した情報処理システムやメイクシミュレーション装置の進化を追求し、AIやビッグデータを用いた顧客分析や製品提案システムを強化することが重要です。環境持続性を考慮した技術開発も欠かせません。リサイクル可能な素材や生分解性容器の研究を進め、環境負荷を低減する製品を提供することで、環境意識の高い消費者からの支持を得られます。さらに、高機能化粧品の開発にも注力すべきです。特に、抗菌剤や抗ウイルス剤を含む製品、さらには遺伝子発現調整剤や幹細胞技術を用いた新しい美容成分の研究は、消費者に新たな価値を提供する可能性があります。これらの戦略を総合的に実行し、デジタル技術、環境持続性、高機能化という三つの柱を中心に据えることで、今後の市場での競争力を高めることができるでしょう。また、特許ポートフォリオを強化することで、競合他社に対する防御力を高め、新しい市場機会を迅速に取り込む準備を整えることが重要です。
化粧品 特許事例 10選
化粧品関連の特許について、代表的と思われる10件を挙げましたので、開発や知財活動にご活用ください。これらの特許は、業界の最新技術や革新的な製品を反映しており、化粧品の研究開発において重要な役割を果たしています。各特許は、特定の技術や成分の使用方法、製造プロセスに関する詳細な情報を提供しており、競争力のある製品開発に役立つと考えられます。新しい製品のアイデアや改良の参考として、これらの特許情報を有効に活用し、業界内での技術的優位性を確立するための一助となるでしょう。
特許事例①(化粧品類情報システム/株式会社Kireii)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2022164367A(2022-10-12)
・公開番号/公開日:JP2024057544(2024-04-24)
・登録番号/登録日:JP7229612B(2023-02-17)
・名称:化粧品類情報システム
・出願人:株式会社Kireii
〇要点
・ユーザが特定の成分を含む他の化粧品類を簡単に検索し、比較することができるシステムを提供。
・選択された成分に対応する他の化粧品類情報を抽出し、画面に表示する機能を備える。
・特定の検索事項に対応する化粧品類情報を化粧品類データベースから抽出し表示する機能を持つ。
〇概要
本発明は、ユーザが一の化粧品類に含まれる成分から選択した成分を含む他の化粧品類を簡便に検索でき、一の化粧品類の情報と他の化粧品類の情報を画面上で比較することができる化粧品類情報システムを提供するものである。このシステムは、化粧品類の商品名及び成分名を含む化粧品類情報を示す成分表示画面を生成する成分表示画面生成手段と、入力された選択事項に対応する化粧品類情報を化粧品類データベースから抽出する化粧品類抽出手段を備えている。第1の化粧品類情報に含まれる成分名の少なくとも1つが選択された場合、選択された成分に対応する第2の化粧品類情報を抽出し、第1の化粧品類情報及び第2の化粧品類情報を有する成分表示画面を表示手段に表示することができる。また、カテゴリ、ブランド、所定成分、及び所定商品の少なくとも1つを検索事項として含む項目別選択画面を生成し、選択された検索事項に対応する化粧品類情報を化粧品類データベースから抽出する機能も備えている。さらに、表示されたすべての化粧品類に共通して含まれる成分を表示する共通成分表示部を付加した成分表示画面を生成することが可能である。
〇考察
この発明は、ユーザが特定の成分を基に化粧品類を検索し比較できる機能を提供することで、消費者の選択肢を広げ、適切な化粧品を見つけやすくする点で大きな利便性をもたらす。成分表示画面生成手段や化粧品類抽出手段の導入により、特定の成分に関する情報を迅速かつ的確に提供できるため、消費者のニーズに即した情報提供が可能になる。また、カテゴリやブランド、特定成分などの多様な検索条件に対応することで、より詳細で個別化された情報を提供できる点も特徴的である。特に、共通成分表示部の機能は、複数の化粧品類に共通する成分を一目で確認できるため、成分の重複を避けたいユーザや特定の成分に敏感なユーザにとって非常に有用である。総じて、この発明は化粧品選びのプロセスを大幅に効率化し、ユーザエクスペリエンスを向上させる可能性が高い。さらに、化粧品メーカーにとっても自社製品の成分情報を効果的にアピールする手段となり得るため、商業的にも大きな価値を持つと考えられる。
特許事例②(化粧品類情報システム/株式会社Kireii)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2023017454A(2023-02-08)
・公開番号/公開日:JP2024057564(2024-04-24)
・登録番号/登録日:なし
・名称:化粧品類情報システム
・出願人:株式会社Kireii
〇要点
・ユーザが特定の成分を含む他の化粧品類を簡便に検索できるシステムを提供。
・複数の化粧品類情報を画面上で比較表示可能。
・化粧品類の成分表示画面を生成し、選択された成分に基づいて他の化粧品類情報を抽出する機能を備える。
〇概要
本発明はユーザが一つの化粧品に含まれる成分から選択した成分を含む他の化粧品類を簡便に検索でき、一つの化粧品の情報と他の化粧品の情報を画面上で比較することができる化粧品類情報システムを提供することを目的としています。具体的には化粧品類の商品名および成分名を含む化粧品類情報を示す成分表示画面を生成する手段と、入力された選択事項に対応する化粧品類情報をデータベースから抽出する手段を備えています。選択された成分に対応する化粧品類情報を抽出し、比較表示することができます。これにより、ユーザは異なる化粧品類の成分情報を簡便に比較し、最適な製品を選択することが可能となります。さらに、特定のカテゴリやブランド、所定成分などの検索条件に基づいて、該当する化粧品類情報を抽出し一覧表示する機能も備えています。
〇考察
この発明はユーザが化粧品の選択においてより情報に基づいた決定を下す手助けをするシステムであり、特に成分に敏感なユーザにとって非常に有用です。特定の成分に対するアレルギーや好みの問題を解決しやすくし、個々のニーズに合わせた製品選びを支援します。また、複数の化粧品類情報を画面上で簡便に比較できる機能は、消費者の満足度を高めるとともに、化粧品メーカーにとっても自社製品の利点をアピールする手段となります。さらに、カテゴリやブランド、特定成分を基準に検索できる機能は、市場の多様なニーズに応えるものであり、化粧品業界全体の競争力を向上させる可能性があります。このシステムは、消費者の要求を満たすために必要な情報を迅速かつ正確に提供することで、顧客満足度を向上させると同時に、製品選定のプロセスを効率化することができます。したがって、この発明は化粧品業界において重要な技術的進歩をもたらすものと評価できます。
特許事例③(化粧品管理システム及び化粧品/マクセル株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2019202651A(2019-11-07)
・公開番号/公開日:JP2021077042(2021-05-20)
・登録番号/登録日:JP7422520B(2024-01-18)
・名称:化粧品管理システム及び化粧品
・出願人:マクセル株式会社
〇要点
・化粧品の状態を検出し、それに基づいてサービスを提供する化粧品管理システムを提供。
・状態検出部、通信部、管理部を含むシステム構成。
・化粧品の購入促進や使用の継続をユーザーに促すことを目的とする。
〇概要
この発明は、化粧品の状態に関する情報を取得し、その情報に基づいてユーザーに適切なサービスを提供する化粧品管理システムに関するものです。具体的には、化粧品容器内部の化粧料の状態を検出する状態検出部、検出された情報を通信相手に送信する通信部、情報を受け取り管理する管理部を備えています。これにより、化粧品の具体的な状態を算出または推定し、ユーザーに対して化粧品の購入を促すサービスや使用をサポートするサービスを提供できます。例えば、化粧品の残量が少なくなった際に購入を促す通知を行うことで、使用者の継続的な利用を促進し、最適なタイミングでサービスを提供できます。また、化粧品の識別情報を記録し管理することで、個別の化粧品ごとに対応したサービスを実現します。全体として、ユーザーが適切に化粧品を使用し続けられるよう支援することを目的としています。
〇考察
この発明は、化粧品の状態管理を通じてユーザーに最適なサービスを提供するシステムの構築に焦点を当てています。化粧品の状態検出や通信を通じて得られる情報を活用することで、ユーザーに対してタイムリーに化粧品の購入を促したり、使用状況に応じたサービスを提供することが可能になります。これはユーザーの使用体験を向上させると同時に、メーカーにとっては継続的な購買を促進する手段となります。特に化粧品の残量検出や識別情報の管理により、個々のユーザーにパーソナライズされたサービスを提供できる点が革新的です。このシステムは、ユーザーが化粧品を最適なタイミングで購入し続けることを支援し、メーカーの売上向上に貢献する可能性があります。さらに、使用者の化粧品管理を効率化することで、ユーザー満足度の向上にも寄与するでしょう。総じて、この化粧品管理システムは市場において競争力を持つと考えられ、今後の展開が期待されます。
特許事例④(パーソナライズ化粧品の処方作成システム/ペッシェ株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2019052367A(2019-03-20)
・公開番号/公開日:JP2020095664(2020-06-18)
・名称:パーソナライズ化粧品の処方作成システム
・出願人:ペッシェ株式会社
〇要点
・利用者の評価情報に基づき、避けるべき化粧品成分を特定する。
・特定された成分を代替することで個別化された化粧品処方を作成。
・クラスタ分析や強化学習を用いて利用者に最適な処方を提案。
〇概要
本発明は、利用者が肌に合わない化粧品を避けて購入することを可能にするパーソナライズ化粧品の処方作成システムに関するものです。システムは、入力される化粧品とその成分情報を登録する化粧品成分情報登録部、利用者が実際に使用した化粧品の評価情報を登録する評価情報登録部、評価情報に基づき使用を避けるべき化粧品成分を推定する選別部、そして避けるべき成分を代替する個人処方作成部を含みます。利用者の評価情報をもとに化粧品成分を分析し、避けるべき成分を特定します。特定された成分を同様の効果を持つ別の成分に置き換えることで、利用者に最適な化粧品処方を提供します。クラスタ分析や強化学習を用いることで、利用者の個別のニーズに応じた化粧品処方が可能となります。
〇考察
この発明は、利用者個々のニーズに応じたパーソナライズ化粧品の処方作成を実現するシステムを提供しています。化粧品成分情報と利用者の評価情報を基に、使用を避けるべき成分を特定し、代替成分を提案するプロセスは、消費者の安全性と満足度を向上させると期待されます。クラスタ分析により利用者をグループ分けし、共通の避けるべき成分を選定することで、より精度の高い処方が可能となります。また、強化学習の導入により利用者の好みに応じたカスタマイズが行える点は、化粧品市場において大きな差別化要因となるでしょう。このシステムは、化粧品選びにおけるトラブルを減少させ、利用者にとって信頼性の高い製品選択をサポートすることから、今後の化粧品市場において大きな影響を与える可能性があります。全体として、本発明はパーソナライズ化粧品市場の成長を促進し、競争力を持つ製品開発に寄与すると考えられます。
特許事例⑤(化粧品発注管理システム/キメラボ株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2017141784A(2017-07-21)
・公開番号/公開日:JP2019021244(2019-02-07)
・名称:化粧品発注管理システム、化粧品発注管理装置、化粧品発注管理方法およびプログラム
・出願人:キメラボ株式会社
〇要点
・複数種類の化粧品の発注量を算出し、最低量閾値以上か否かを判定するシステム。
・納入スケジュールおよび製造スケジュールを設定するスケジュール設定部を有する。
・顧客の注文情報に基づき、化粧品素材の生産者から製造業者への納入スケジュールを最適化。
〇概要
本発明は、複数種類の化粧品を効率良く多量に製造することを可能とする化粧品発注管理システムに関するものである。顧客が発注する化粧品を特定する注文情報を端末装置から受信し、その情報に基づいて化粧品素材の生産者から製造業者への納入スケジュールおよび製造業者の製造スケジュールを設定する。また、複数種類の化粧品それぞれについて発注量を算出し、最低量閾値以上か否かを判定する。最低量閾値以上の場合、スケジュールを設定し、そうでない場合は設定を回避する。また、過去の注文情報の実績に基づき製造開始予定時期や発送予定時期を推定する機能も有している。これにより化粧品の製造プロセスを効率化し、複数の化粧品素材の供給量を最適化することができる。
〇考察
この発明は、化粧品の発注から製造、納入までの一連のプロセスを統合的に管理することで効率化を図るシステムを提供する点で意義がある。発注量の算出と閾値の判定により、無駄な製造や在庫の発生を抑制し、資源の最適利用を実現する。さらに、納入および製造スケジュールの自動設定により、人的エラーの削減と業務効率の向上が期待される。過去の注文データを活用して将来のスケジュールを推定する機能は、需要予測の精度を高め、タイムリーな製造と配送を可能にする。このシステムは特に多品種少量生産のニーズが高い化粧品業界において、製造プロセスの合理化とコスト削減に貢献するものと考えられる。今後、この技術が他の製造業にも応用されることで、広範な分野での生産効率向上と供給チェーンの最適化に寄与する可能性がある。総じて、本発明は化粧品産業における生産管理の革新を促進し、競争力の向上に寄与するものである。
特許事例⑥(化粧品製造システム/キメラボ株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2017033857A(2017-02-24)
・公開番号/公開日:JP2018139073(2018-09-06)
・名称:化粧品製造システム、化粧品製造装置、端末装置、化粧品製造方法およびプログラム
・出願人:キメラボ株式会社
〇要点
・携帯端末と化粧品製造装置を組み合わせて、顧客にオーダーメイドの化粧品を迅速かつ円滑に提供するシステムを提供。
・端末装置が配合量情報を生成し、ネットワークを介して化粧品製造装置に送信し、製造装置がその情報に基づいて化粧品を調合。
・肌画像情報を基に配合率を決定し、顧客に最適な化粧品を提供する機能を有する。
〇概要
本発明は、顧客にオーダーメイドの化粧品を迅速かつ円滑に提供するための化粧品製造システムに関するものである。このシステムは携帯端末と化粧品製造装置から構成され、携帯端末には化粧品素材の配合量を算出する配合算出部と注文情報生成送信部が含まれる。注文情報はネットワークを通じて化粧品製造装置に送信され、製造装置は受信した配合量情報に基づいて化粧品を調合する。また、肌画像情報を取得し、その情報から顧客の肌状態に応じた化粧品素材の配合率を決定する機能を備えている。これにより、個々の顧客に最適な配合の化粧品を提供できる点が特徴である。請求項1には、端末装置と化粧品製造装置の組み合わせによるシステム構成が記載され、請求項2には調合部の詳細が記載されている。さらに、請求項4では肌画像情報を基にした配合率の特定方法が記載されている。このシステムは、従来の製造方法に比べて効率的かつ精密にオーダーメイド化粧品を提供できる点で革新的である。
〇考察
この発明は、顧客の個別ニーズに応じたオーダーメイド化粧品を迅速かつ効率的に提供する新しいシステムを提案している。携帯端末と化粧品製造装置を組み合わせることで、配合量の算出から調合までのプロセスを自動化し、ネットワークを介してリアルタイムに情報をやり取りすることが可能になる。また、肌画像情報を用いることで、顧客の肌状態に最適な化粧品を提供する精度が向上する。これにより、顧客満足度の向上が期待できるとともに、個別化された製品提供による差別化が図れる点が市場競争力を高める要因となる。さらに、このシステムは化粧品業界における製造プロセスの革新をもたらし、効率性と精度の向上に寄与する可能性が高い。従来の手作業に依存した製造方法に比べて、生産性の向上とコスト削減が見込まれるため、企業にとっても大きなメリットがあると考えられる。総じて、この発明は化粧品製造の未来を拓くものであり、広範な応用が期待される。
特許事例⑦(化粧品提供装置及び化粧品提供方法/マクセル株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2021173250A(2021-10-22)
・公開番号/公開日:JP2023063017(2023-05-09)
・登録番号/登録日:登録情報なし
・名称:化粧品提供装置及び化粧品提供方法
・出願人:マクセル株式会社
〇要点
・ユーザの肌情報を取得し、肌の状態に応じた化粧品の吐出量を制御する化粧品提供装置の提供。
・化粧品の残量を検知し、必要に応じて新たな化粧品の購入を促す機能を備える。
・肌の状態を分析し、将来の肌状態や必要な化粧品量を推測する機能を持つ。
〇概要
本発明は、ユーザの肌情報を取得し、それに基づいて肌の状態を分析し、適切な化粧品の吐出量を制御する化粧品提供装置及び方法を提供することを目的としています。この装置は、カメラなどの肌情報取得部、肌状態分析部、化粧品を吐出する吐出部、吐出量を制御する吐出量制御部、肌状態と吐出量を推測する推測部、残量閾値を補正する閾値補正部を含みます。さらに、化粧品の残量を検知し、表示部を通じて残量が少ない場合には新たな化粧品の購入を促す表示がされます。この装置は、複数の肌部分を撮影し、その画像に基づいて肌の状態を平均化して分析結果を得る機能や、ユーザの行動履歴や気象情報に基づいて将来の肌状態や必要な化粧品量を推測する機能も備えています。このように、ユーザの肌の状態に応じた適切なスキンケアを提供するとともに、効率的に化粧品を使用し、必要なタイミングで新たな化粧品の購入を促すことが可能です。
〇考察
本発明は、ユーザの肌の状態に応じた化粧品の吐出量を自動で調整し、適切なスキンケアを提供する装置と方法を提案している点で非常に革新的です。肌情報を取得し、リアルタイムで分析することで、ユーザの肌状態に最適な化粧品量を提供するため、無駄を減らし、効果的なスキンケアを実現します。また、化粧品の残量を検知して購入を促す機能は、ユーザの利便性を向上させるとともに、メーカー側にとっても安定した需要を確保する手段となります。さらに、将来の肌状態や必要な化粧品量を予測する機能は、ユーザが継続的に最適なスキンケアを受けるためのサポートとなります。これにより、ユーザの肌の健康を維持し、満足度を高めることが期待されます。総じて、本発明はスキンケアのパーソナライズ化と効率化を進めるものであり、市場において競争力のある製品として位置づけられるでしょう。
特許事例⑧(化粧品/アクア・トゥルース株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2021086510A(2021-04-02)
・公開番号/公開日:JP2022158772(2022-10-17)
・登録番号/登録日:なし
・名称:化粧品
・出願人:アクア・トゥルース株式会社
〇要点
・防腐剤を無添加または減少させた化粧品の提供。
・化粧品組成物が小分け可能に凍結されている。
・成分材料が凍結されて混合しない状態で化粧品容器に入れられている。
〇概要
本発明は、防腐剤を無添加または減らせる化粧品、皮膚の健康に最適な化粧品、ユーザーに適した化粧品の提供を目的としています。化粧品組成物が小分け可能に凍結されているため、防腐剤を使用せずに品質を保持することが可能です。また、成分材料が凍結されて混合しない状態で化粧品容器に入れられているため、使用時に混合することで新鮮な状態を保つことができます。請求項1には、化粧品組成物の成分材料が小分け可能に凍結されていることが記載されており、請求項2では成分材料が粒状または粉状であること、請求項3では粒状または粉状の成分材料がバッファ剤でコーティングされていることが記載されています。この発明は、防腐剤の使用を最小限に抑えつつ、使用時に新鮮な化粧品を提供することを可能にし、ユーザーのニーズに応える点で革新的です。
〇考察
この発明は、防腐剤の無添加または減少を目指した化粧品の新しい形態を提供しています。従来の化粧品は防腐剤の使用が必須でしたが、成分材料を凍結し小分けすることで防腐剤の使用を最小限に抑えることができ、より肌に優しい製品を実現しています。特に、化粧品組成物を凍結し分割可能にするというアプローチは、化粧品の鮮度を保つだけでなく、使用時に必要な分量だけを取り出せる利便性も提供します。さらに、成分材料が粒状または粉状であることにより、必要な成分を迅速かつ正確に混合できるため、使用者の好みに合わせたカスタマイズが可能です。バッファ剤でコーティングされた成分材料は、安定性と保存性を高める効果があり、化粧品の品質を長期間にわたって維持することができます。この技術は、化粧品業界における防腐剤フリー製品の需要増加に応えるものであり、今後の市場において高い競争力を持つと考えられます。特に、敏感肌やアレルギーに悩むユーザーにとって、安全性の高い製品として評価されるでしょう。
特許事例⑨(化粧品基材および該化粧品基材を含有する毛髪用化粧品、美白剤/株式会社成和化成)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2018087139A(2018-04-27)
・公開番号/公開日:JP2019189583(2019-10-31)
・登録番号/登録日:JP6541118B(2019-06-21)
・名称:化粧品基材および該化粧品基材を含有する毛髪用化粧品、美白剤
・出願人:株式会社成和化成
〇要点
・毛髪に優れたハリ・コシ感、すべり感、しっとり感を付与する化粧品基材の提供。
・美白効果を奏するアミノ酸誘導体または加水分解タンパク誘導体を含む化粧品の開発。
・植物性タンパク質加水分解物、ケラチン加水分解物、シルクタンパク質加水分解物などを利用。
〇概要
本発明は、毛髪に対して優れたハリ・コシ感、すべり感、しっとり感を付与する化粧品基材を提供することを目的としています。この基材は、アミノ酸もしくは加水分解タンパクの活性水素の少なくとも一部がベンゼンスルホニル基またはアルキルベンゼンスルホニル基により置換されているアミノ酸誘導体もしくは加水分解タンパク誘導体からなります。これにより、毛髪用化粧品や美白剤としての利用が可能となり、皮膚に対して優れたメラニン産生抑制効果を発揮する美白効果も得られます。植物性タンパク質加水分解物やケラチン加水分解物、シルクタンパク質加水分解物などの使用により、従来の製品と比較して安全性が高く、毛髪および皮膚の健康をサポートすることができます。これらの特性により、化粧品産業において革新的な製品の提供が期待されます。
〇考察
この発明は毛髪や皮膚のケアにおいて革新的な化粧品基材の提供に焦点を当てています。アミノ酸誘導体や加水分解タンパク誘導体を利用することで、毛髪に優れた物理的特性を付与し、美白効果も期待できる点が特徴です。植物性成分の使用により安全性が向上し、アレルギーリスクの低減や環境への配慮も実現されています。この技術は毛髪ケア製品やスキンケア製品に広く応用可能であり、消費者のニーズに応える多様な製品の開発が可能です。特に、メラニン産生抑制効果を持つ美白化粧品としての利用価値が高く、競争の激しい化粧品市場において差別化を図ることができます。総合的に見て、この発明は毛髪や皮膚の健康をサポートするための新しいアプローチを提供し、化粧品産業における重要な技術革新として評価されるでしょう。
特許事例⑩(化粧品選別システム/ペッシェ株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2016188026A(2016-09-27)
・公開番号/公開日:JP2017215926(2017-12-07)
・登録番号/登録日:不明
・名称:化粧品選別システム
・出願人:ペッシェ株式会社
〇要点
・利用者が肌に合わない化粧品を避けて購入することが可能なシステムの提供。
・化粧品成分情報と評価情報を登録し、利用者が避けるべき化粧品成分を絞り込んで推定。
・表示部により、避けるべき成分を含む化粧品を識別して表示。
〇概要
本発明は、利用者が肌に合わない化粧品を避けて購入できる化粧品選別システムに関するものである。このシステムは、化粧品とその成分情報を登録する化粧品成分情報登録部、利用者の評価情報を登録する評価情報登録部、評価情報に基づいて避けるべき化粧品成分を推定する選別部、および避けるべき成分を表示する表示部を備える。選別部は、否定的な評価がなされた化粧品の共通成分を避けるべき成分として推定し、肯定的な評価成分を除外する。また、複数の評価情報が増えるごとに、避けるべき成分を絞り込む学習機能を持つ。これにより、利用者は自身の肌に合わない成分を含む化粧品を避け、適した化粧品を選択できるようになる。
〇考察
この発明は、利用者が肌に合わない化粧品成分を特定し、適切な製品を選べるようにすることで、化粧品選びの精度と安全性を向上させるシステムの提供に焦点を当てています。化粧品成分情報と評価情報を効果的に活用することで、利用者個々のニーズに合わせたパーソナライズドな化粧品選びが可能となり、アレルギーや肌トラブルのリスクを低減することが期待されます。特に、学習機能を持つ選別部の導入により、利用者の使用履歴に基づいた精度の高い推定が可能となり、時間とともにシステムの信頼性と精度が向上します。これにより、利用者は自身の肌に最適な化粧品を簡単に選択できるだけでなく、化粧品メーカーにとっても顧客満足度の向上や製品改良のための有益なデータを得る手段となるでしょう。総合的に見て、この化粧品選別システムは、化粧品選びのプロセスを革新し、美容業界全体に新しい価値を提供する可能性があります。
化粧品に関する特許出願人傾向
1. 化粧品特許出願の拡大期(2013-2015年)
2013年から2015年にかけての化粧品特許出願は、様々な企業が活発に行っています。特に、アモーレパシフィック コーポレーション、ポーラ化成工業株式会社、日本メナード化粧品株式会社、花王株式会社などが複数の特許を出願しており、新製品や技術の開発に力を入れていることがうかがえます。この期間は、基礎的な技術開発と市場の多様化に応じた製品開発が進んでいる時期といえます。
2. 特許出願の多様化(2016-2018年)
2016年から2018年にかけては、特許出願の分野がさらに多様化しています。パナソニックIPマネジメント株式会社、ポーラ化成工業株式会社、マクセル株式会社、三菱ケミカル株式会社など、新たな企業が参入し、技術の競争が激化していることが見受けられます。特に、日本メナード化粧品株式会社や資生堂株式会社の出願件数が増加しており、技術革新と市場競争が活発化していることが示されています。
3. 機能性化粧品の台頭(2019-2021年)
2019年から2021年にかけては、機能性化粧品に関する特許出願が増加しています。日本メナード化粧品株式会社、資生堂株式会社、太陽化学株式会社などが積極的に出願しており、特に機能性成分や新しい製法に関する特許が目立ちます。これらの特許は、消費者のニーズに応じた高機能製品の開発を反映しており、化粧品市場における差別化を図るための重要な要素となっています。
4. 製造プロセスとシステムの進化(2022-2024年)
2022年以降の特許出願では、製造プロセスやシステムに関する技術が増加しています。ダイセル株式会社、ナリス化粧品株式会社、花王株式会社などが注目すべき特許を出願しており、製造効率の向上や自動化、そして新しい消費体験を提供するための技術開発が進んでいることがわかります。特に、日本メナード化粧品株式会社の出願件数が顕著に増加しており、企業の技術開発戦略の一環としての特許出願が活発化しています。
5. 結論
全体として、化粧品に関する特許出願の傾向は、技術の進化と市場の変化に応じて多様化しています。初期の技術開発期から始まり、多様化と競争激化の時期を経て、機能性化粧品の台頭や製造プロセスの進化が進んでいます。今後も、消費者ニーズに応じた高機能製品の開発や製造効率の向上、新しい消費体験を提供する技術革新が期待されます。これにより、化粧品市場における企業の競争力が一層強化されることが予想されます。
化粧品の特許について
化粧品の特許には多岐にわたる技術や成分に関するものが存在します。例えば、肌の保湿効果を高めるための特定の成分配合技術が挙げられます。これにはヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分の微粒子化技術が含まれ、肌への浸透性を向上させることが目指されています。また、アンチエイジング効果を持つ成分の特許も重要な分野です。例えば、レチノールやビタミンC誘導体などの成分を安定化させるための製剤技術が開発されており、これにより製品の有効期限が延び、使用効果が高まることが期待されています。さらに、美白効果を狙った成分に関する特許も数多くあります。アルブチンやビタミンC誘導体、コウジ酸などの成分が美白効果を発揮するための配合技術や安定化技術がこれに含まれます。特に、成分が酸化しやすい場合には、その安定性を保つためのマイクロカプセル化技術などが特許として登録されています。その他にも、紫外線防止効果を持つ日焼け止め成分の特許があります。例えば、酸化亜鉛や酸化チタンといった物理的な紫外線散乱剤の微粒子化技術、これらを肌に均一に塗布するための乳化技術、さらには持続的な効果を維持するための耐水性や耐汗性を向上させる技術が開発されています。さらに、特許にはメイクアップ製品に関するものも多く含まれています。例えば、口紅やアイシャドウの発色を良くするための色素分散技術、長時間にわたって化粧が崩れにくくするためのフィルム形成技術、さらには肌に優しい使用感を提供するための低刺激性成分の配合技術などが特許として登録されています。このように、化粧品の特許は成分の安定化、効果の持続性、使用感の向上など、多岐にわたる分野にわたっており、化粧品業界の技術革新を支える重要な要素となっています。
化粧品特許の被引用数と特許価値に関して
化粧品特許の被引用数と特許価値について、まず被引用数が高い特許は通常、技術的に重要であり、他の研究者や企業によって頻繁に参照されることを示しています。これは特許の技術が業界内で広く認知され、さらなる研究や開発の基盤として利用される可能性が高いことを意味します。被引用数の多さは、特許の技術が市場での需要や関心を反映している場合も多く、結果として特許価値の指標の一つとして重要視されます。特許価値には、特許の有効期限、技術の独自性、技術の応用範囲、特許ポートフォリオの一部としての位置づけ、市場における製品の競争力、そして市場シェアの獲得可能性など、複数の要因が影響します。被引用数はこれらの要因の一部を反映するものであり、特に技術的な独自性と応用範囲において重要な指標となります。特許価値の高い技術は、他の企業にとって技術の模倣や競争の障壁となり得るため、その技術を使用するためのライセンス収入を生み出す可能性も高まります。さらに、企業が市場での競争優位を維持し、新規参入者を排除するための戦略的資産としても活用されます。化粧品分野では、新しい成分や処方、製造方法、用途の発見が特許によって保護されることが多く、これにより製品の差別化やブランドの強化が図られます。また、消費者のトレンドや規制の変化に迅速に対応するための技術革新も重要です。このような特許は市場での製品の成功に直結するため、企業にとって非常に価値があります。したがって、被引用数の多い特許は技術的な重要性と市場価値の両方を持つことが多く、特許ポートフォリオ全体の評価にも影響を与えます。特許価値を評価する際には、被引用数とともに特許のライフサイクル、技術的進化の速度、そして市場の需要動向を総合的に考慮することが求められます。このように、化粧品特許の被引用数と特許価値は密接に関連しており、企業の競争戦略や市場ポジションの確立において重要な役割を果たします。
化粧品特許のランキング付に関して
化粧品特許の被引用数を用いて特許をランキング付けすることは、その特許の影響力や重要性を測る有効な手段である。被引用数とは他の特許や学術論文から引用された回数を指し、特許の技術的価値や市場での影響力を示す指標となる。特許のランキング付けを行う際、被引用数を基にすることで、その特許がどれほど他の研究や開発に貢献しているかを評価できる。この方法は特許の新規性や独創性だけでなく、実際の応用可能性や技術の普及度も反映するため、特許の相対的な価値をより正確に評価することができる。特許をランキングするための具体的な手順としては、まず対象となる化粧品特許の被引用数データを収集し、そのデータを基に特許ごとの被引用数を集計する。次に、集計したデータを基に特許を被引用数の多い順にソートし、ランキングを作成する。この際、被引用数の他にも特許の発行年や技術分野などの属性情報を考慮することで、より詳細で精度の高いランキングが可能となる。また、ランキング結果は特許戦略の立案や研究開発の方向性を決定する際の重要な参考資料となり得る。例えば、被引用数の多い特許は技術的に重要であると同時に、市場での競争力が高い可能性があるため、これらの特許を基にした技術開発や製品化が有望であると判断できる。さらに、被引用数の分析を通じて、自社の特許ポートフォリオの強みや弱みを把握し、戦略的な特許取得やライセンス交渉に活用することもできる。一方で、被引用数だけに依存することの限界も存在する。例えば、特許の引用は時間と共に増加するため、比較的新しい特許が過小評価される可能性がある。また、被引用数が多い特許が必ずしも市場での成功を保証するわけではないため、ランキングを参考にする際には他の要素も総合的に考慮することが重要である。全体として、被引用数を用いた特許のランキング付けは、化粧品業界における技術評価や戦略立案の一助となる有効な方法であり、その活用には綿密なデータ分析と多角的な視点が求められる。
パテスアップは化粧品の特許情報を提供
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